「たこ汁」。 ザ・たこさん ~武道館への道~

関西のソウル~ファンク・バンド、ザ・たこさんへの熱い思いを綴るブログです。インタビューなんかもときどき載せちゃいます。

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「元祖!ザ・タコサンアワー」東京編@下北沢・mona records

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12月27日(金)

ザ・たこさんワンマンライブ「元祖!ザ・タコサンアワー」東京編@下北沢・mona records。

大阪は十三で毎年暮れに行なわれているザ・たこさんの長尺ワンマンライブ「元祖!ザ・タコサンアワー」。
これを観たけりゃ大阪に行く必要があったわけだが。
今年は念願叶って、遂に東京でも初開催。
そりゃあ、めでたいこってす。
これもあれですね、2013年のザ・たこさんの活発だった動きの成果ということですね。

というか、思えば2013年は東京にいながらザ・たこさんの長尺ワンマンを2度も観ることができたのだ。
ほら、6月に国立・地球屋で女風呂12インチのレコ発ワンマンがありましたから。
年に2回も関東での長尺ライブ。
喜ばしい限りです(これを機会に、毎年恒例にしていただきたい!)。

しかも今回の場所は我が町・下北沢。
会場はmona recordsさん。
ウチから歩いて10分で行けちゃうご近所さん。

聞けばザ・たこさんがmonaでやるのは、初めてかと思いきや2回目なんだそうで。
10年近く前、まだいまのようにカフェとライブスペースが分かれてなかった頃にやったことがあるのだそうだ。
というわけで、約10年振りのmona帰還。
ぼく的には、ザ・たこさんのメンバーやいつもの大阪の面々が下北にいるというだけでなんだか不思議な気分でした。

さて、以前からのたこ好きのみなさまはもちろん、今年ザ・たこさんを好きになった人も多く集まったようだったこの日のワンマン。
始まる直前から熱気ムンムン。
予定の開演時間を少し過ぎた頃、パ~パラッパ・パッパッパといつものバーケイズ「ソウルフィンガー」がかかって、いよいよ演奏者3人の登場だ。

そしてこの夜も“たこ板”を持って飛び出してきた煽り役はMCキチュウ。
「もっとこいよ~」と煽るだけ煽っておいて「OK、ゆっくりいこうぜ」と諭す、どっちやねん?!のその感じも板についてきた。
彼自身が楽しんでいるのがよく伝わってきて、まわりを見ればみんないい笑顔。
キチュウくんのそのいい働きで会場はたちまち熱気を帯びた。

そんななか、彼の呼び込みでいよいよ悲しき怪人こと安藤さんの登場。
この日はマスク2枚被り(マスクをとったらまたマスク!)で沸かせ、そしてライブ本編がスタートした。

この日のセトリは以下の通り。

(前半戦)Sピット~ラブアタック~ロクシマ~レッツダンス~テーマ~イサホイ~(Make it)FUNKY TENGA※投げ込み5本~ヤンタン~ダニエルさん~純喫茶~コッチマーレー~首回転~便秘気味~稲妻~ヤンタン~鯖完全版※生鯖使用。
(後半戦)真夜中~殺し屋~スモーキン爺~中之島~上沼~三本間~初期のRC~バラ色~いつから~ヤンタン~G馬場~女風呂※マントショー~鯖PT2
(延長戦)ヤンタン~グッとくる~人生~テーマ
(再延長)ヤンタン~ナイスミドル~テーマ
以上、生聞180分!

まずは本編初っ端が1stアルバムからの「レッツ・ダンス」だったことにかなり驚いたわけだが、その後もこの日はレア曲多数。
「イサホイ=シティ」も「ダニエルさんはペンキ塗り」もけっこう久々に聴いた気がしたが、何よりTENGA5本投げ込みありの「(Make it)FUNKY TENGA」からの「ダニエルさん」に続いて、ボッサ風のあのイントロが聴こえてきたときには思わず隣で観ていた熱心なたこ好きと顔を見合わせ、ふたりして「おお~っ」と声を出しちゃったほど。
そう、まさかの「純喫茶レイコ」。これを聴いたのはたぶん『ベターソングス』を出したばかりのときの代官山LOOP以来だ。

「ダニエルさん」「純喫茶レイコ」と歌ものを味わわせたところから攻め曲「コッチ・マーレー」への場面転換も鮮やかで、続く「首回転」こと「Roll Your Neck」はいつにも増してくどく、また「便秘気味」から「稲妻」こと「ジ・オールドマン・アップ・ザ・ロード」への移行の仕方もかっこよかった(MG'sっぽい稲妻の前奏はやはり効果的)。
そして長尺ワンマンライブでしか聴くことのできない「五月のサバ・完全版」で、「キチュウ、アレ持ってこい」と安藤さん。アレ=生鯖。歌いながら鯖を宙に泳がせ、間奏で開き、そして頭の上に乗せて舞う安藤。鯖人間のできあがりだ。
沸きに沸くお客さん。
かくして前半戦は終了し、後半戦は遂に最新作『タコスペース』にも収録されることになった初期曲「殺し屋のテーマ」でスタート。
座頭市のようにフロアを歩き、ひとり、またひとりと目のあった観客を吹き矢で倒していく殺し屋・安藤。これも長尺ワンマンでしか観ることのできないお楽しみである。

「殺し屋」に続いては、新作『タコスペース』からこの日が東京初演となった「チェーンスモーキンな爺さん」。
これ、新作のなかでぼくが一番好きな曲で、ライブで聴くのを楽しみにしていたのだ。
ライブ用アレンジはなかなかよかった。が、意外と高いとこで歌い通すこの曲で、安藤さんの声は掠れてしまい、やや苦しそうでもあった。
歌ものが続き、続いてこれまた聴けて嬉しかった名曲「中之島公園、16時。」。いつ聴いてもいい曲!

続く「KAMINUMA」では思ってた以上にドカンと笑いが起こる。この曲、ライブでの受けが非常にいい。「犬洗い一匹百円」でやってたRUN-DMCポーズでキメる安藤に大きな拍手が起きたりも。
そこから、これも久々の「三本間に挟まれて」へと続く流れもまたよかった。

そしてギターの山口さんが歌う人気曲「『初期のRCサクセション』を聴きながら」へと続いたのだが、途中、山口さんが歌の入り場所を見失い、珍しく一回切って再びやり直し。
いままでザ・たこさんのライブを何十回と観てきたが、こんなことは初めてだ。

この「初期のRC」のやり直しはしかし、結果的にこのあとの数曲にいい効果をもたらしたようだ。
続く「バラ色の世界」。そしてこれまたずいぶん久々だったバラード「いつからこんなに」。
安藤さんの歌唱っぷりが明らかにそれまでと変わった。
歌への集中力がグッと高まったように見えた。
特に「いつからこんなに」はものすごく気持ちがこもっていた。
この日、もっともぼくの胸に響いたのがこの「いつからこんなに」の安藤さんの歌だった。
(これは恐らくいいテイクになったはずなので、ぜひライブ盤に入れてほしい)

火がついたまま「G馬場」こと「BLUE MOUNTAIN BLUES」、そして「女風呂」にて本編締め。
アンコールではこれまた久々に「グッとくる」が聴けたのも嬉しかった。「な~みだ~が~」と一緒に歌いながら、ああ、いい曲だよなぁと改めて。
そして、「我が人生、最良の日」。「今夜は最高!」「今夜も最高!」と強い気持ちで何度か繰り返す安藤さん。
拍手と歓声はやまずダブルアンコールとなって、「ナイスミドル」と「テーマ」で180分の長尺ライブを締めたのだった。

「レッツ・ダンス」始まりという意外性もさることながら、それにも増して「ダニエルさんはペンキ塗り」「純喫茶レイコ」「チェーンスモーキンな爺さん」「中之島公園、16時。」「バラ色の世界」「いつからこんなに」「グッとくる」など歌ものメインの展開がやけに新鮮だった初の「ザ・タコサンアワー」東京編。
前半戦もよかったが、安藤さんの調子的には後半戦……特に「バラ色の世界」から急激に調子があがりだし、歌に気持ちがこもり、太い芯が通り始めたのがよくわかった。
繰り返すが、特に「いつからこんなに」の歌いっぷりは素晴らしかった。
「グッとくる」にもまさしくグッときた。

ライブが終わってすぐに観客の残るなかに出てきたメンバーたち。
安藤さんがまずぼくに言ったのは「もっといいライブがやれる!」ということだった。

ぼくには安藤さんのその言葉の意味がよくわかった。
確かに前半と後半では歌への集中…入り込み方がだいぶ違っていた。
楽屋で話した安藤さんは反省点を多く口にし、歌に入り込めるまでに時間がかかった自分に対して悔しさを滲ませていたようだった。

がしかし、それでもいいライブだったことは間違いない。
ライブは観客によって作られるもの…とはよく書いてることだが、この日の観客は心の底からザ・たこさんを愛する人ばかりで、初めから終わりまで実に空気が濃かった。
特に退場時や延長戦の再登場時、メンバーたちに熱い拍手をおくってるみんなの笑顔はキラキラ輝いていて美しかった。

吉永さんのドラミングにも熱がこもっていた。
オカウチくんはなんと「五月のサバ」の演奏途中に左腕を脱臼するというハプニングがあったようだが、メンバーにもそれを気付かせることなく弾き通した。
キレキレのギターを弾いてた山口さんはこの日のお客さんの熱さに胸うたれたようで、終わってから「ホンマに嬉しい。来年はもっともっと頑張らんと」と言っていた。

三田の無限大フェス、クアトロのワンマンを始め、あれやこれやでザ・たこさんと共に胸を焦がした2013年。
その締めは、ぼくにとっても、恐らくメンバーにとっても、しっかり2014年へと繋がるものになった。

翌日、ザ・たこさんはホームとなる大阪・十三のクラブウォーターで、恒例の投げ銭ワンマンライブ「元祖!ザ・タコサンアワー」を行なった。
ぼくは今年は行けなかったのだが、どうやら入場規制がかかって入れなかった人もいたほど大勢集まり、大盛況だったようだ。

そしてその翌日には神戸のチキンジョージにて、BLACK BOTTOM BRASS BANDらと年内ライブ最終戦を行なった。
この3連ちゃんでザ・たこさんの熱き2013年が終了した。

その翌日、安藤さんからメールをもらった。
「僕の中の今年のベストライヴは一昨日のウォーター投げ銭ワンマンとなった次第です。ライヴ盤、期待してください!」とそこには書いてあった。

観に行かなかったことが悔やまれるが、そうして2013年の終わりに自身のベストライブと思えるものがやれたというそのことを、ぼくも嬉しく思う。
既に安藤さんのツイートで発表されている通り、このザ・タコサンアワーの2日間はなんらかの形でライブ盤化されるそうだが(詳細は年明けに発表)、そりゃあ期待しないではいられない。

2014年。
21年目のザ・たこさん。
なんと無限大記念日2も早々と発表されたことだし。
さらなる大躍進を期待しましょう!!!

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内本順一

Author:内本順一
ザ・たこさん私設応援団東京下北沢支部。

内本です。音楽ライター、やってます。
ブログ「怒るくらいなら泣いてやる」も読んでね~。http://ameblo.jp/junjunpa/

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