「たこ汁」。 ザ・たこさん ~武道館への道~

関西のソウル~ファンク・バンド、ザ・たこさんへの熱い思いを綴るブログです。インタビューなんかもときどき載せちゃいます。

スポンサーサイト

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。
  1. --/--/--(--) --:--:--|
  2. スポンサー広告

無限大記念日への道。

DSC_0553_convert_20131001194411.jpg

ザ・たこさんが結成20周年にあたって野外イベントをやる。
その話を安藤さんとオカウチくんの口からちゃんと聞いたのは3月のこと。
大阪・十三のお好み焼き屋さんでだった(ミュージックシェルフ用にザ・たこさん首脳会談を行なったとき)。

20周年やからなんかやりたい。
というぐらいの話は去年から聞いていたけど、そこまで大きなものをやろうとしているとは思ってなかったので驚いた。

主な出演者もその時点で大体決まっていて、さらに思わぬ大物にもオファーしていると言っていた。
また、オカウチくんが自分でバイトして溜めたお金を頭金にして払い、もう会場をおさえたとも言っていた。

そう、このイベントは、オカウチポテトの熱い思いから始まったものだったのだ。

昨年、オカウチくんは毎日バイトで忙しくしていながら、心の奥でずっとモヤモヤしていた。
より精神的な充足感がほしい。やりがいがほしい。明確な目標に向かって魂を燃やしたい。
そういった自身の気持ちと、ザ・たこさんの結成20周年をちゃんとした形にして祝いたいという思い。
そのふたつが次第に大きくなり、そして彼は閃いた。
「来年、夏フェスをやろう」と。
(ブログ、ザ・たこさん岡内の「無限大記念日」への道。その1より)

会場は、野外イベントがよく行なわれているような場所はあえて避け、「せっかくの20周年なので、自由度の高いキャンプ場で」開催することにしたそうだ。
また、開催にあたってはザ・たこさんも昨年秋に出演した「勝手にウッドストック」を参考にしたとのこと。
(ブログ、ザ・たこさん岡内の【風雲地獄絵巻】~「無限大記念日」への道。その2より)

当初、ほかのメンバーはそれほど乗り気じゃなかったらしい。
山口さんはやるとしてもクアトロのようなクラブでワンマンがやれればいいだろうと考えていたらしいし、安藤さんは大阪城野外音楽堂あたりでのワンマンをイメージしていたという。
フェスになどできるのか。やれるのか。そう思っていたそうだ。

が、オカウチくんは、「相談してもなかなか話が進まないから、もうええやんと思って」、独断で行動。
ほかのメンバーには「もう(会場を)おさえてきましたから!」と伝え、みんな吃驚したらしい。

やれる。
というか、やる。
やると決めて動くのみ。

正直、ぼくも初めて聞いたときには、ちょっと無謀じゃないか、ずいぶん思い切ったものだなと思ったが、
とにかくオカウチくんはそういう信念のもとに動きを開始した。

安藤さんも、そんなにオマエが熱く言うなら……という感じだったことだろうが、だったらやるかと話にのった。
伸るか反るか。
メンバーは伸るほうを選んだ。
そうしてザ・たこさんは、“無限大記念日への道”を歩き始めたのだった。

『ザ・たこさんの無限大記念日』。
UWFが84年に後楽園ホールで開催したプロレス興行の大会名から付けられたこの野外フェス。
それはザ・たこさんの完全手打ち興行だ。

言いだしっぺのオカウチくんが先頭に立ち、メンバーは打ち合わせを重ねながら準備を進めていった。
自分らで出演者のオファーをし、あれこれの段取りを決めていった。
ちょっと遅いようにも感じられたが、7月25日からチケットの発売がイープラスで始まった。
だいぶ遅いようにも感じられたが、やがてオフィシャルサイトも立ちあがった。
そのオフィシャルサイトは安藤さんの手書きの文字とイラストで作られていて、実に手作りのよさがあった。

出演者の第2弾発表もあり、そこにはまさかの名前もあった。
そう、田中星児さん。
あの「ビューティフル・サンデー」の田中星児さんがフェスに出る。
このセンスはほかにはまずないものだ。

そしてチケットの売れ行きはというと……出演者の豪華さとユニークさに反して、これがなかなか厳しいものがあったようだ。
メンバーは動けるだけ動いた。特に残り1ヵ月は必死で動いた。
ツイッターやブログなどSNSを使って宣伝するのはもちろん、いろんな呑み屋さんやカフェなどにポスターを貼ってもらえるよう頼みに行った。
出演者のライブ会場前でフライヤーを配りもした。
題して「無限大ローリング作戦」。

地元のラジオにも出演し、女風呂12インチをリリースしたナグタイムはPR映像を制作。そのようにまわりの人たちも協力した。

その成果は確実にあったはずだが、それでも予定枚数にはまだまだ届かず、オカウチポテトは自身のブログで最期の作戦…「泣き落とし」の手にも出た。
無限大記念日の8日前、オカウチくんは自身のブログでこう叫んでいた。

結成20周年イベントやで!!
しかも、レコ発やで!!
たこさんてあんまり愛されてない感じなん?
いままでボチボチやってきた40代のおっさん達が
やっと「そろそろやらな!!」て立ち上がった所を
見に来て感動する日じゃないん!?

こんな所でおっさんらを挫折させたらアカンて!!
打たれ弱いねん!!
おっさんは打たれ弱いねん!!
デリケートやねん!!
ボケルカボケルカと違うねん!! あんなタフガイの集まりじゃないねん!!
おっさんやねん。「人生」て尺が若者より短いねん!!
もうあんま時間ないねん!!
このままやと「俺達は人気ないバンドで行く!!」
とか意味不明な決心しだして、またなにもせんまま30週年迎えてまうって!!

みなさんお願いします!! おっさん達にどうか
イイ気分で20周年迎えさせてあげてください!!

(ブログ、ザ・たこさん岡内の【風雲地獄絵巻】~「無限大記念日」への道。「無限大記念日まであと8日」より)

ある意味、捨て身。
だが、これほどリアルな、切実な気持ちの伝わる心からの叫びはそうそうあったものじゃない。
なんだかぼくはこの時点でグッときてもいた。

そんなこんなで、いよいよ9月28日がやってきた。
ザ・たこさんの無限大記念日。
その日が遂に……。

続く。


::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::

●ザ・たこさんのライブ情報。

ザ・たこさん、明日・10月2日(水曜)はいよいよ渋谷クラブクアトロに初上陸!
結成20周年&新作『タコスペース』レコ発ライブの東京編でございます。

ゲストにオーサカ=モノレール、DJで渡辺祐さん。
そしてゲスト・ギタリストとして宮藤官九郎さんとグレート義太夫さんも出演。

クアトロのようなアクセスのいい場所でザ・たこさんのライブが観られる機会はなかなかありませんぜ。
当日券あり。3500円。

観たことないけど、なんとなく気になっているというあなた、迷う必要などありゃしません。
当日券を買って、ぜひ観に行ってください。

みんなでザ・たこさんの結成20周年をブワ~~っとお祝いしましょうや。

詳しくはこちらを。



スポンサーサイト
  1. 2013/10/01(火) 19:37:04|
  2. たこさんのらいぶれぽ
  3. | トラックバック:0
  4. | コメント:0
<<「ザ・たこさんの無限大記念日」(前編) | ホーム | 4年ぶりの新作『タコスペース』、絶賛発売中ですぜ。>>

コメント

コメントの投稿


管理者にだけ表示を許可する

トラックバック

トラックバック URL
http://takosoup.blog72.fc2.com/tb.php/75-031c9d82
この記事にトラックバックする(FC2ブログユーザー)

プロフィール

内本順一

Author:内本順一
ザ・たこさん私設応援団東京下北沢支部。

内本です。音楽ライター、やってます。
ブログ「怒るくらいなら泣いてやる」も読んでね~。http://ameblo.jp/junjunpa/

最新記事

最新コメント

最新トラックバック

月別アーカイブ

カテゴリ

未分類 (5)
たこさんとぼく (4)
たこさんのことば (2)
たこさんにゅーす (25)
たこさんのらいぶれぽ (42)
たこさんとあれこれ (1)

検索フォーム

RSSリンクの表示

リンク

このブログをリンクに追加する

ブロとも申請フォーム

この人とブロともになる

QRコード

QRコード

上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。