「たこ汁」。 ザ・たこさん ~武道館への道~

関西のソウル~ファンク・バンド、ザ・たこさんへの熱い思いを綴るブログです。インタビューなんかもときどき載せちゃいます。

スポンサーサイト

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。
  1. --/--/--(--) --:--:--|
  2. スポンサー広告

ザ・たこさんとチャラン・ポ・ランタン 「女をなめんなよスペシャル」@大阪・心斎橋サンホール

2013_0308_234516-P1230135_convert_20130318113636.jpg

ザ・たこさんと、チャラン・ポ・ランタン。
日本のバンド(ユニット)で何が好きなの? と訊かれて僕が真っ先に名前を挙げるのがこのふたつ。
いま最もライブが面白く、何度でも観に行きたくなるのがこの両者なんですね。

ザ・たこさんについてはこういうブログをやってるくらいなので、いまさら説明不要でしょう。
2004年のフジロック・苗場食堂で、たまたま通りすがりに観て衝撃を受け、以来、追いかけ続けて早9年。
好きな人はホントに大好き、でも知らない人はまるで知らない、今年結成20年目を迎えた大阪の4人組バンド。

一方、チャラン・ポ・ランタンは、2010年の下北沢インディーファンクラブで観て驚いて以来、僕のなかでどんどん好き度が増していってる19歳と24歳の姉妹ユニットで。
去年は9月と12月に8曲入りの“ほぼフル・アルバム”を出したこともあって、このところめきめきライブの動員を増やしているところ。
年間200本以上のライブをやり、この半年で3倍以上の集客をするようになったというほどだから、いかに中毒性の高いパフォーマンスを見せるかは推して知るべしでしょう。

片や関西のこてこてファンク~ソウル系おっさんバンド。
片やジプシーやらシャンソンやらロシア民謡やら昭和歌謡やらが混ざった独自の無国籍音楽道を進む関東の若き姉妹ユニット。

重なるところなんてない、と、思う人は思うでしょうが。
まったく違うことをやり、まったく別のところにいるようでいながら、実は通じるところもけっこうあると僕は思っているんですよ。

まず、どっちもライブのよさでのし上がっていってるバンド(ユニット)であり。
どっちも“もの好き”に好かれる、ある種のはみ出し感が魅力であり。
どっちも昭和に思い入れのある人に好かれる度合いの高いバンド(ユニット)であり。
どっちもおかしみのあるヘンな名前でありながら、実はぐつぐつ煮えたぎる熱いものが中にあり。
どっちにも絵ゴコロを持ったメンバーがいる(のでフライヤーが楽しい)。
あと、どっちも「愛の賛歌」を自分たち流に歌っているってのもありますね。

そして何より、どっちも丸裸。
飾ってよく見せようなんてところがない。
これがオレたち・私たちなのだから、どこをどう見られてどう捉えられようが全然平気という潔さがステキでかっこいい。

こういった共通点のあるふた組であるから、僕はどちらにも特別な思い入れを持っておりまして。
いつか共演したりもしないだろうかと、そう思っていたわけですよ。

そしたら、なんと。
チャラン・ポ・ランタンがシリーズでやってるイベント「女をなめんなよスペシャル」の初の大阪編が開催されることになり。
それにザ・たこさんも出演するっていうじゃありませんか。

「きたぁぁぁーーっ!」ってなもんですよ。
日本で最もいいライブをするバンド(ユニット)が顔を合わせるわけですからね。
もう、僕にとってはあれですわ。
言うたら、ストーンズとザ・フーが同じイベントに出るくらいの感じ。

まず、チャランポの小春ちゃんの手によるフライヤーを見た段階で僕などは嬉しくてニヤニヤ。
イペントの副題で「姉妹結成20周年記念編」と、そこには描かれてありましたからね。
つまり、チャランポの妹・ももちゃんが生まれて今年で20年=姉妹結成20周年でありながら、そこにはさりげなくザ・たこさんの結成20周年のお祝い的な意味も込められていたわけで。
こういうちょっとした気配りにグッときちゃったりもするわけですよ。

となりゃあ、もう、観に行かないわけにはいかないわけで。
行くでしょ、そりゃ。

ってなことで、3月8日(金)。
場所は大阪・心斎橋サンホール。
チャラン・ポ・ランタンpresents「女をなめんなよスペシャルin大阪! 〜姉妹結成20周年記念編〜」。

ゲストはほかに、リバーシブル吉岡、そしてソウルフラワーユニオンの中川敬さん。
因みにソウルフラワーも今年結成20周年なのだとか。

まずはリバーシブル吉岡がデンジャラスな昭和風ピンク・バカうたで会場を温め。

続いて早くも登場となったのが、我らがザ・たこさん。

因みにこの日の出演者のうち、リバーシブル吉岡と中川敬は過去にもチャラン・ポ・ランタンとの共演歴があり。
そのためチャランポ好きからしても初めから受け入れ体制ができていたわけですが。
ザ・たこさんだけはこれまで接点がなかったわけで。
場所的にはホームでありながらも、ある意味むしろアウェー。

そんななかで、ザ・たこさんがどんなライブを見せたかというと……。

セトリはこちら。
Sピット〜ラブアタック〜ロクシマ〜ナイスミドル〜テーマ〜ゴリラ〜ヤンタン〜(Make it)FUNKY TENGA〜女風呂(マントショー)〜鯖PT-2。
(以上、生聴38分)

肝は「ゴリラの息子」を入れたところでしょうね。
ゴリラ、からのTENGA、からの女風呂。
このゴリゴリな流れ。
例えばこういうイベントだったら、1~2曲は親しみやすいミッドテンポの曲とかグッとくるバラードとかも入れておこうと、そういうところでバランスとったりもすると思うんですよ、普通のバンドなら。
ザ・たこさんにも「ティーンエイジのテーマ」とか「モ・ベター・ライフ」とかポップな曲もあるわけだし。
「我が人生、最良の日」みたいな大名曲もあるわけだし。

でも、やらない。
まあ「ナイスミドル」はやったけど、でも、そこからはヘヴィめのファンク攻勢。
親しみやすい曲を入れて客によせていくのではなく、むしろこういうときだからこそもっとも濃いところを出していくっていうあり方。
つまりは攻めの姿勢。
かっこいいじゃあーりませんか。
しかも「(Make it)FUNKY TENGA」では安藤さん、自腹のTENGA(ローリング・ヘッド)を客席に投げ込みましたからね。
お客さん、何人かよけてたけど(笑)

まぁ、いつものようにやんややんやの大喝采・大盛り上がりだったかというと、そういう感じではなかったけれど。
でも、この日初めて観たザ・たこさんのライブに衝撃を受けた人はけっこういたようで、翌日ツイッター見たらベタ褒めの感想とかも少なくなかったですね。
がっつりハマった人もなかにはいたようだし。
チャランポラー(チャランポ好き)の方々の反応も大方よかったようなんですよ、嬉しいことに。

チャランポのスタッフのひとりも言ってましたからね、「こんな凄いバンドが大阪にいたとは」と。
だから僕は言いましたけどね、「いやいや、ザ・たこさんの凄いときはこんなもんじゃないですから」と。

さて、3番手は中川敬さん。
途中からチャランポの小春ちゃんとドラムのふーちんも加わったりしたんですが、いや~、これが沁みた。
小春ちゃんのアコーディオンの音色には、チャランポの哀しい曲よりもさらに胸に迫る哀切があったりもして。
出番を終えて客席でビール片手に観ていたザ・たこさんの山口さんも、相当グッときてた様子でしたね。
因みに、中川さんも「ザ・たこさん、いいね~」みたいなことをステージで言っとりました、嬉しいことに。

そしてトリがチャラン・ポ・ランタン。
この日は久しぶりに(ホーン隊+ドラムの)カンカンバルカンとの大所帯編成。
4月に発売される完全フルアルバム『ふたえの螺旋』の多くの曲がこのカンカンバルカンとの録音で、それもあってこの日は東京でもやったことのなかったそのアルバムからの初披露曲もいくつかあったりしたわけですが。
各々のスキルと総体としての強度が以前より確実にアップしているカンカンバルカンの演奏の厚みに、ビールでいい感じになってきたザ・たこさんの山口さんもフロアで大興奮。
「すごいなぁ、すごいなぁ」と僕の横で繰り返してましたね。
特にこの日は僕もふーちんのドラミングの凄さにかなり目と耳を奪われてたんですが。
山口さんに至っては、「パーカッション、どこにおるん?」と僕に訊いてきたほど。
つまりドラムのほかにパーカッションもいるのだろうと思わせるほどに、ふーちんは千手観音敵なスティックさばきをしていたわけで。
終わってからドラムの吉永さんも言ってましたよ、かわいい女子たちがこんなにキレのある演奏をしていて本当に凄い、自分たちももっと練習せな、みたいなことをね。

そんなわけで、やっぱりカンカンバルカンと一緒のチャラン・ポ・ランタンはいいよなあ、無敵だなあ、などと思いながら、うひゃうひゃと楽しんで観ていたわけですが。
遂にその瞬間がやってきたのは、そう、アンコールのとき。
チャラン・ポ・ランタンと愉快なカンカンバルカンにギターで中川敬さんが加わり、そしてもうひとり、呼びこまれて出てきたのは安藤八主博!
チャラン・ポ・ランタンの新作収録曲にして底抜けに楽しい「Oppai Boogie」で遂に共演が実現したのです。

ブルーズっぽいギターを弾く中川敬。
楽しそうなチャラン・ポ・ランタンのふたりと愉快なカンカンバルカン。
いつもはももちゃんが乗るステージ真ん中の台に立ち、ブギーなこの曲に乗せて「おっぱーい」「うぉっぱーーい」「ぱいぱーーい」とシャウトで合いの手を入れる悲しき怪人・安藤。
いろんな具材が混ざったその1曲のどひゃどひゃ感たるや、これぞ大阪編を象徴するレアな一場面と言えるものでもあって、いやぁ~、そりゃあもう凄かった。

そして安藤さんは汗やら何やらいろんなものが沁み込んだマントをももちゃんにかけてステージを去り。
チャランポ・ももちゃんは、安藤さんのマントをつけたままもう1曲熱唱。

やっぱり大阪まで観に行ってよかったと、このレアな場面だけでもつくづく思えたものですよ、本当に。

また終演後には、既にビールでいい感じになっているザ・たこさんの安藤さん・山口さんと、チャランポのももちゃん・小春ちゃんとの触れ合い場面もあったりして。
目の前のそれを見ながら、僕などはもう感慨もひとしおでしたね。
で、記念写真も。

そういやあれでしたね、山口さんは前日にYouTubeでチャランポの歌う「水色の雨」を観たらしく。
今度はあれも歌ってやとリクエストしつつ、ももちゃんをじっと見つめて「特捜最前線」の曲だったかなんだったかを歌ってましたね(笑)
一方、小春ちゃんは、そんな山口さんを見ながら、「下北の駅前で漫画を朗読してる人に似てるよね?!」。
自称漫読家の「東方力丸さん」のことですね。ムフフフ、確かに。

東方

いやぁ、楽しい夜でした。
やっぱり観に行ってよかった。

で、ザ・たこさんとチャラン・ポ・ランタン。
このふた組の共演ですが。
実はまた9月に観ることができるんですよ!

まさにこの「女をなめんなよスペシャル」のライブ当日の午後に発表された秋季興行がありまして。
それが、これ。

『ザ・たこさんの無限大記念日』!

そう、ザ・たこさんのバンド結成20周年を記念して行なわれる、たこさん主催の初の野外フェス。
これにチャラン・ポ・ランタンの出演も決定しているのです。

この“たこフェス”については、これからこのブログでも追っていきますが。
いかにしてこのフェスが決まり、いかにして動き出したかは、ザ・たこさんの長身ベーシスト、オカウチポテトくんのブログに綴られているところ。
行動の男・オカウチくんの熱い思いが伝わってくるこのブログ、たこ好きは必読です。

ザ・たこさん岡内の【風雲地獄絵巻】

2013_0308_201712-P1230082_convert_20130318113043.jpg

2013_0308_201203-P1230070_convert_20130318112944.jpg

2013_0308_201702-P1230078_convert_20130318113315.jpg

2013_0308_231808-P1230119_convert_20130318113156.jpg

2013_0308_234554-P1230141_convert_20130318113703.jpg

2013_0308_231633-P1230116_convert_20130318114654.jpg

********************************

最近のたこ情報。

●初の12インチ・アナログレコード「突撃!となりの女風呂 (on a blow)」近日発売。
当初の発売予定日から延期になってしまいましたが、5月中旬以降に改めて発売される予定です。
収録曲は、A面「突撃! となりの女風呂(on a blow)」。B面「(Make it)FUNKY TENGA」「楊夫人の憂鬱」。
詳細とご予約はこちら。
NAG TIME RECORD http://nagtime.web.fc2.com/

この盤についてのインタビューを、「女をなめんなよスペシャル大阪編」前日の真夜中にがっつりしてきました。
ミュージックシェルフにてレコード発売日近くに掲載。
乞うご期待。


●東京での近々のライブは、4月4日・代官山LOOP
『熱湯! 代官山温泉!! (ザ・たこさんvsゴールデンローファーズ 男風呂の宴)』
ザ・たこさん12インチシングル「突撃!となりの女風呂(On A Blow)」レコード発売決定決起ライヴ!東京編。
みんなで観よう!


●バンド結成20周年記念・野外フェス、決定。
『ザ・たこさんの無限大記念日』
9月28日(土曜日)・兵庫県・三田アスレチック
出演は、モアリズム、チャラン・ポ・ランタン、ギターパンダ、オーサカ=モノレール、ザ・たこさん、and more!
みんなで盛り上げよう!


スポンサーサイト
  1. 2013/03/18(月) 10:59:37|
  2. たこさんのらいぶれぽ
  3. | トラックバック:0
  4. | コメント:2

プロフィール

内本順一

Author:内本順一
ザ・たこさん私設応援団東京下北沢支部。

内本です。音楽ライター、やってます。
ブログ「怒るくらいなら泣いてやる」も読んでね~。http://ameblo.jp/junjunpa/

最新記事

最新コメント

最新トラックバック

月別アーカイブ

カテゴリ

未分類 (5)
たこさんとぼく (4)
たこさんのことば (2)
たこさんにゅーす (25)
たこさんのらいぶれぽ (42)
たこさんとあれこれ (1)

検索フォーム

RSSリンクの表示

リンク

このブログをリンクに追加する

ブロとも申請フォーム

この人とブロともになる

QRコード

QRコード

上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。