「たこ汁」。 ザ・たこさん ~武道館への道~

関西のソウル~ファンク・バンド、ザ・たこさんへの熱い思いを綴るブログです。インタビューなんかもときどき載せちゃいます。

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「俺達のスーパーパワーシリーズ 所沢大会」@所沢音楽喫茶MOJO

もたもたしてて去年のライブの振り返り作業も未だ終わってないこのブログなんですが(なんたる牛歩!)、それはひとまずおいといて。
今回は熱が残ってるうちに、先週末に行なわれたザ・たこさんの所沢&新宿2連ちゃんライブについて書きますわ。

今年に入って数ヶ月間、曲制作のための山ごもりをしていたザ・たこさん。
下山してライブ活動を再開したのが2ヵ月前の5月。
で、今回は溜まった新曲を引っ提げての待望の関東公演であり、えーっと関東公演はいつ以来だったかを調べてみると……12月14日の代官山LOOP以来、実に6ヵ月半ぶり。
因みに僕が観るのは、12月17日の大阪十三でのワンマン以来であった。

まあ、あっという間の半年ではあったけれども。
やっぱり募ってましたよ、早くザ・たこさんのライブが観たい! 早くナマで新曲聴きたい! という想いがね。
ってなわけで。
まずは6月30日の所沢MOJOの話から。



6月30日(土)

所沢・音楽喫茶MOJO。
「ぴりもぴあーのNight Vol.1~武蔵パパ、44歳の初夏だから」

所沢駅から歩いて5分くらいの場所にある音楽喫茶MOJO。
ザ・たこさんがここに出演するのは数年前に続いて2度目。
僕は今回初めて訪れた。

ザ・たこさんの出番は22時と聞いていたのでその10分前くらいに会場に入ったのだが、だいぶ時間がおしたようで、まだ前の前の出番の女性ポップス歌手が歌っていたところ。
そのあとテナーサックス奏者を中心にしたジャズ・ファンク系のquartet Nicoが盛り上げ、結局ザ・たこさんが始まったのは22時を40分くらい過ぎた頃だったか。

翌日の新宿レッドクロスにはザ・たこさんライブの常連客が大勢集まったものだったが、この日はザ・たこさん目当てで来た人は極少数のよう。
つまり、ザ・たこさんがどんなバンドか知らずにそこに残っていた人が大半だったわけだが、しかしそういう場所でこそ力を発揮するのもまたザ・たこさん。
新しい開幕曲「Sピット」、からの恒例「ラブアタック」で安藤さんが客席後方のドアをあけて登場するな否や、初見のお客さんたち、ウケるウケる。
椅子に座ってたお客さんも立って観だして、「ナイスミドルのテーマ」と恒例の「ザ・たこさんのテーマ」で大笑い。
さすがザ・たこさん、巻き込む力がハンパない。

だが、凄かったのはここからだ。

「テーマ」に続いて演奏されたのは、ボ・ディドリーっぽいビートで始まりながら(過去曲で譬えるなら「3本間に挟まれて」っぽいとも言えるか)、しかしそこからザ・たこさん史上もっとも荒々しく攻撃的な雰囲気で展開していく新曲「コッチ・マーレー」(仮題)。
“やつらはしつこいスッポン野郎~”といった歌詞もとげとげしく、安藤さんの歌い方がまた野蛮で粗っぽくて怒りが込もっている。ロック的なのだ。
これがもう、たいへんにかっこいい。空気も変わる。
こういう怒りのモードをここまで前面に出したザ・たこさんの曲って、たぶん今までなかったんじゃないか。

初めて聴いたこの曲に昂揚しているなか、「このへんでクールダウンといきましょうか」と演奏された次の曲もまたこの日初めて聴く新曲だった。
ブルーなトーンのミッド・バラッド「楊夫人(マダムヤン)」(仮題)。
どうしてマダムヤンなのかは今度訊いてみるとして、これがまた強力な1曲。
山口さんのブルージーな泣きのギターに始まり、「酔わせてほしいのよ、もう一度」「ビールなんかじゃ酔えないの~」と歌われる女歌謡。
ザ・たこさんにとってはかなり久々の“歌もの”曲だが、こうした演歌テイストの曲での安藤さんの歌唱は絶品だ。
さらには青江三奈「伊勢佐木町ブルース」よりも激しく、くどく繰り返される、安藤さんの「あ~~ん」という悶え声(その際、安藤さんの手はもちろん股間をにぎっ)。
で、最後は昇天。

まだYouTubeにもあがってなくて、翌日の新宿レッドクロスでも歌われなかったこの2曲に、まず僕はガツンとやられてしまったのだった。

そして「ヤンタン」を挿み、ここで登場、ジャイアント馬場さん。
「申し遅れました、ジャイアント馬場です」の一言から間髪を入れず演奏が始まるその瞬間がスリリング。
そう、既にサイトにもアップされているファンキーな新曲「ブルマンブルース」(仮題)である。
「ババ・ショーヘイヘイ!」の繰り返しはこっちも一緒に空手チョップをしながら歌いたくなるキャッチーさ。
僕はサイトにあがってたこの曲を先に繰り返し聴いていたのだが、やはりナマともなるとノリが違う。カラダが動く。
「やっぱコーヒーはブルマンだよな」と言われりゃ、(なんでか)「いえーい!」と応えたくもなる。

さらに新曲は続き、次に演奏されたのは「(Make it)FUNKY TENGA」(仮題)。
安藤さんのTENGA愛がとうとう曲になってしまったファンキー、もといフォンキーな新曲で、オハイオブラザーズもびっくり。
以前ポッドキャスト「とびっきりナイト」の収録で安藤さんのTENGA話をいろいろ聞いたことがあって、TENGAのキャッチコピーだかも考えて送ったことがあるとか言ってて、それがもう爆笑もんだったんだが、そこ、カットされちゃってアップできなかったんだよな。
機会があればそれ、いつか文字に起こしましょか?(笑)
ってなことはさておき、こんな題材でこんなフォンキーな曲を仕上げられるのは世界広しと言えども安藤さんただ一人。ザ・たこさんというバンドただ一つ。
このバンドでしかありえない、笑えてノッて歌える新曲。
レコードにできなさそうなところがまたいいじゃないですか?!

と、このように驚きの新曲が続けざまに4曲も!
これにはホントに昂っちゃったね。
そして僕は思ったのだ。
これはもう今までとは違う、NEWたこさんじゃないかって。

大好きなバンドの新曲を初めてライブで聴いたときの、あの胸躍る感覚。
わかるでしょ、あるでしょ、そういうの。
それをこう、旧曲と混ぜながら披露するってやり方もあるだろうが、この日のザ・たこさんは続けざまにやったのだ。
僕はもう、ひとりで「すげー。すげー。」と何度も声に出しちゃってたほど。

そして本編の締めは以前よりもタイトなアレンジになった「ケンタッキーの東」。で、マントショー。
このマントショーがまた初めてのお客さんが多いものだからウケることウケること。盛り上がること盛り上がること。
安藤さんはといえば客席後方に並んでたフード類のお皿からタマゴやらゲソやらをつまんで、ステージに戻ってゆっくり口へ。
で、「グッテーイ(スト)!」。
で、観客、どわー。みたいな。

この時点でもう11時半をとっくにまわっていて、ぼちぼち終電がやばい感じの時間帯になっていたのだが、それでも「もっと聴きたい」という観客たちの拍手と安藤コールは鳴りやまず。
結局アンコールで、待ってましたの「我が人生、最良の日」!

こうして文字にしても伝わりにくいとは思うが、なんかこの日の会場内の一体感たるやとてつもないものだった。
ライブというものは当然のことながらひとつひとつ違うもので、そのときその場所でしか生まれえない何かがそこにはあるものだが、この日も確かにそういう特別な何かがあった。
くっさい言葉で書くならば、あのときあの場所でしか生まれ得なかった奇跡、とか言いたくもなるような、そんなもの。
「我が人生、最良の日」を聴きながら昂揚した表情で高くダブルピースを突き上げてる何人かを観ながら、そして自分もそうしながら、僕はそんなことを考えていた。
この日の「我が人生、最良の日」は、なんというか祝福の歌としてそこに響いていたのだった。

因みに安藤さん自身もツイートで、「俺達のスーパーパワーシリーズ所沢大会も無事終了し、宿。山口曰く“今年上半期最高のライヴやったで!”に同意! ここ最近トラブル続きやったからねぇ。やっと今年の開幕戦を終えた感アリ。」とつぶやいている。
かようにメンバーたちも大きな手応えを感じたライブだったわけだ。

半年ちょっとぶりに観たから…というだけではなく、僕はといえばこの日のザ・たこさんのライブを、なんだかやけに新鮮な気持ちで観ることができた。
次々に繰り出される新曲にいちいち興奮したり驚いたりしたその感じは、ザ・たこさんというバンドを初めて観た2004年のフジロック・苗場食堂のその感覚にもちょっと似たものだった。

凄いバンドに出会えたもんだよなと、改めてそうも思えた所沢の夜。

と感慨にふけっていたら、おっと電車がやばいことに…。
メンバーへの挨拶もそこそこに僕は駅までダッシュして、飛び乗ったのはまさに終電(発車1分前!)。ふ~。


改めてこの日のセトリは以下の通り。
Sピット〜ラブアタック〜ロクシマ〜(レッツダンス〜)ナイスミドル〜テーマ〜コッチ・マーレー〜ヤンタン〜楊夫人〜ヤンタン〜馬場〜(Make it)FUNKY TENGA〜ケンタッキー(マントショー)〜鯖PT-2◎アンコール:ヤンタン〜人生〜テーマ。
以上、生聞55分。
半年ぶりに堪能いたしました。

尚、安藤さんのツイートによると、8月18日(土)にまたこの場所「所沢・音楽喫茶MOJO」でのライブが決定したとのこと。
真夏のたこ。
乞うご期待。

あ、長くなったので、7月1日の新宿レッドクロス公演についてはまた次回書きますね~。


ザ・たこさん+122_convert_20120704135517
さばさばしやがって~。



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  1. 2012/07/04(水) 14:00:03|
  2. たこさんのらいぶれぽ
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プロフィール

内本順一

Author:内本順一
ザ・たこさん私設応援団東京下北沢支部。

内本です。音楽ライター、やってます。
ブログ「怒るくらいなら泣いてやる」も読んでね~。http://ameblo.jp/junjunpa/

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