「たこ汁」。 ザ・たこさん ~武道館への道~

関西のソウル~ファンク・バンド、ザ・たこさんへの熱い思いを綴るブログです。インタビューなんかもときどき載せちゃいます。

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フジロック・苗場食堂公演レポート。その2

(前の記事の続きです)

ギター・山口、ベース・脇本、ドラム・吉永がビシッと白シャツ・黒ベストでキメて登場。
演奏が始まると、ひとり派手めのギンギラ・ジャケットを着たMCロクシマがステージに現れた。

地元・大阪でのライヴではお馴染みのはずだが、東京でのライヴにはMCが同行しないため、僕にとってもこの始まり方は非常に新鮮。
こうしてMCが先に出てきて始まるザ・たこさんのライヴを観たのは、3年前の『ナイスミドル』発売記念の青山での公演以来だ。
初めてザ・たこさんを観た人の中には、一瞬このMCロクシマがバンドのフロントマンだと勘違いした人もいたに違いない。

「ロクシマのテーマ」に乗せ、彼が前説を始めて煽りだすと場の温度はどんどん上昇。
導かれるままにみるみる大きくなる「安藤!」コール。
多くのお客さんが叫んでいる。
「安藤! 安藤! 安藤!」
僕も叫ぶ。
「安藤! 安藤! 安藤!」

そして……ピンクのツナギに黒いマント、覆面も被ったヴォーカル・安藤が遂にステージに!!!

JBのようにマントをパァッと取ってMCロクシマがそれを受け取り、マスクも取ってハイ、ポーズ。
この瞬間のインパクト。
何度見てもワクワクする。
自分の中の温度がバーンとここで上がるのがわかる。
いや、観ているみんながそうだろう。

ここからはもう安藤の独壇場。
その動きから全員目が離せなくなる。
笑い・笑い・笑い。
まわりのお客さんの表情を見てみると、みんな本当に楽しそうに笑っている。

こういうフェスにおいてはやはり初めて観る人が絶対的に多いはずで、その人たちがどのように安藤のパフォーマンスに引き込まれていくのか、それを観るのもなんだか面白いし、なんだか嬉しい。

「(DO THE) FUNKY 40 SHOLDER」「ザ・たこさんのテーマ」「チャンジャ&キムチorDIE!!!」と続き、観客はもう完全に笑いながらやられている。
どーですか、お客さん?!

「タング・ヤウン」で繋いで、ここで早くも…おおっ、新作からの名曲・名バラード「いつからこんなに」。
それまでが笑いの連続だったため、この曲もオモロ・ソングかと思ってしまっているお客さんの間から始めのうちは笑いが起きたが、しかし歌詞の意味がわかるにつれ、みんなじっと聴き入るように。
安藤の言葉はいつでも明確に、曖昧さがなく、耳から入ってくる。
だから、聴けばそこですぐに意味が伝わり、ダイレクトに感情を揺さぶることになるのだ。
それにしてもこの曲、ライヴで聴くと一層沁みちゃうなぁ。

バラードを染み込ませたあとは、ライヴ定番曲「ケンタッキーの東」。
2004年、僕はこの場所…苗場食堂で初めてザ・たこさんのライヴを観て、そしてそのなかでもとりわけこの曲の安藤の動き&「コッコッコッコッコッコッコケーッ!」にやられ、それ以来病みつきになったのだ。
そういう人は多いようで、気づけばみんな大爆笑しながら「アイドン・ウォナビア・フラ~イドチキン!」と合唱。
どーですか、お客さん?!

通りがかったお客さんもみんな立ち止まり、気がつけば始まったときよりも相当増えている観客の数。
それが嬉しかったのであろう安藤も、思わずアリスのベーヤンふうに「サンキュウ~~~!」。

本編の締めは「サヨナラ生活」でマントショー。
いつもより多く、確か4回、去っては戻ってきたはず。
うち1回はステージの外をぐるっと回って、安藤、客席へ。
斜面で滑って、巨大化した股間にドロをつけたまま「ただ動けず見つめてる」を繰り返しシャウトするのだった。
まさに魂のシャウト。
最高だ。

当然のことながら、アンコールを求める声の嵐。
このアンコールの大きさにも僕はグッときてしまったり。

そしてアンコールは……ギター・山口しんじが歌う「『初期のRCサクセション』を聴きながら」。
「キターっ」って思わず叫んじゃったよ、僕。
空の上の清志郎に届けとばかりに熱唱する山口。
相当気持ちが入っていることが観ていてよくわかる。
後半ではなんとRCの名曲「君が僕を知ってる」を挿んだりも。
やばい、僕、泣きそう……。
因みにこの日初めてザ・たこさんのライヴを観た僕の親友のライター・S氏に、あとで「どうだった?」と訊いたら、ここで泣いちゃったと言ってました。

アンコールは続いて「ナイスミドルのテーマ」へ。
なんていうか、これはもう非常に安定している。
安定した歌のなかで、しっかり笑いが起こる。
なくてはならない曲ですな。

最後は「ザ・たこさんのテーマ」で、アンコールの声も鳴りやまぬなか、終了。
トータル1時間以上に及んだステージだったが、本当にあっという間だった。

3度目の苗場食堂。
こうしてザ・たこさんは、貫録さえ感じられるライヴを見せた。
安藤さんは前に「気負わずいつものようにやるだけです」と話していたが、いつものようにやりながらもやはりフジロックはフジロック。
スペシャルな、それはやっぱりとてもスペシャルな盛り上がりに至ったと思う。

こういう場所でのザ・たこさんはやっぱスゲェー。
改めて僕もそう思ったし、そこにいた何人かは確実にザ・たこさんが「気になる」バンドになったはず。

清志郎にもしっかりその演奏と声は届いた。間違いない。絶対に届いた。
個人的には、翌日のグリーンの忌野清志郎スペシャル・メッセージ・オーケストラに出演したいろんなシンガーの誰よりも「届けたい」という思いが強く表れていたと、そう思えたぐらい。

かくして“キング・オブ・苗場食堂”の3年ぶりの帰還ライヴは、雨などもろともせず、やはりキングの風格を見せつけた。
大成功だ!!!
武道館への距離がまた確実に縮まったはずである。



オフィシャル・ウェブサイトにも載ってるけど、ここで改めてこの日のセットリストも。

1.ナイト・イン・ナイト
2.ロクシマのテーマ
3.(DO THE)FUNKY 40 SHOULDER
4.ザ・たこさんのテーマ
5.チャンジャ&キムチor DIE!!!
6.タング・ヤウン
7.いつからこんなに
8.タング・ヤウン
9.ケンタッキーの東
10.サヨナラ生活
11.5月の鯖Pars.2

アンコール
1.『初期のRCサクセション』を聴きながら
2.ナイスミドルのテーマ
3.ザ・たこさんのテーマ


以上、ザ・たこさん、09年・苗場食堂ライヴ・レポ。
しかし、フジロックのザ・たこさん話はまだ続きます。


フジロック 057

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  1. 2009/07/28(火) 13:14:21|
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プロフィール

内本順一

Author:内本順一
ザ・たこさん私設応援団東京下北沢支部。

内本です。音楽ライター、やってます。
ブログ「怒るくらいなら泣いてやる」も読んでね~。http://ameblo.jp/junjunpa/

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