「たこ汁」。 ザ・たこさん ~武道館への道~

関西のソウル~ファンク・バンド、ザ・たこさんへの熱い思いを綴るブログです。インタビューなんかもときどき載せちゃいます。

スポンサーサイト

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。
  1. --/--/--(--) --:--:--|
  2. スポンサー広告

夜のストレンジャーズ、ザ・たこさん@新宿紅布

IMG_20160313_235913_convert_20160904213241.jpg 

2016年3月13日(日)

新宿レッドクロスで、夜のストレンジャーズとザ・たこさんの2マンライブ。

土曜日のチャラン・ポ・ランタンat新宿文化センターに続いて、熱き新宿の夜。土曜が「女をなめんなよ」というようなライブだったとしたら、こっちは「おっさんをなめんなよ」といったライブだ。

が、オープニングアクトだけはAGUという若手ロックンロールバンド。全員19歳の4人組で、そのうち二人はチェリーボーイだということを夜ストのミウラさんにばらされていた(笑)。モッズっぽいファッションでありながらも着こなしがこなれてなくて、まるで洗練されてないのがカワイイ。まだ高校生にも見えるあんちゃんたちなんだが、しかし熱量の高さは十分伝わったし、荒削りながら演奏もなかなか。特にギターは好きな感じの音だった。好感持てたな。若者たちよ、頑張れ。突き進め。

続いて夜スト。前回のワンマンを観逃したので、けっこう久しぶりに観た。「ブガルージョー」「ブギ大臣」とのっけからかなりテンション高めでぶっとばしていくミウラさん。ザ・たこさんとの対バンということもあってか、えらく気合いが入っているのが見て取れる。お酒をやめたからか、顔つきも少し変わった気がしなくもないし、声の通りがすこぶるいい。動きもいつもより大きく、ガンガン前に出てったりギターを銃のようにかまえたりして客を煽る。実にアクティブだ。

マキ子さんの歌も色気があってグッときたし、大好きな曲「遠い帰り道」に続いて演奏された新曲(ですよね?)「ウォーキンブルース」は歌詞が胸に突き刺さった。ジョン・リー・フッカー「boom boom」の日本語詞カバーも最高。ミウラさんのテンションはどんどん上がる一方で、その様子を横で見ているマキ子さんがずっと笑顔だったのも印象的だった(やんちゃ坊主を優しく見守る母のような…w)。

そして「ヤング&ヒッピー」「サム・クックで踊ろう」「バックトゥザロックンロールワールド」「俺が便所に行ってる間に俺のビール飲んだのどいつだ」と続いた終盤のすげぇ爆発力。なんか久しぶりに観たら、ミウラさんのノリがずいぶん弾けてて、いいように変化したように思ったな。何かを吹っ切ったというか。その態度はいつもよりもオープンだったし、何より自身が楽しんでる感じが清々しかった。いやー、よかった。本当に。

で、トリは我らがザ・たこさん。セトリはこちら。
Boiled Eggs~ラブアタック~ロクシマ~カッコイイから大丈夫~テーマ~見た目はZZトップ~ヤンタン~肩腰背中~バラ色の世界~ヤンタン~お豆~突撃!隣の女風呂~鯖PT2。延長戦:ヤンタン~愛の讃歌~テーマ。以上、生聞65分!

比較的新しめの「カッコイイから大丈夫」は何度か聴いてこっちも一緒に歌えるようになったが、これは元気の出る曲だ。ザ・たこさん特有の励まし成分がいっぱい入ってて嬉しくなる。そして何よりこの日のハイライトは初披露された新曲“カイロブラクティックフォンクNo.1”「肩腰背中(Part1 & Part2)」。もろにJ.B.マナーのストロングファンクで、そこそこの長尺曲だったが、これが最高にかっこよかった。飾りも何もないこんなぶっとい豪快ファンクを歌えるのは日本で安藤八主博ただひとりだろう。

そして、ミウラさんも耳にこびりついて離れなくなったと言っていた「お豆ポン」。もう、バカ。あと、山口さんが何曲かでいつもより自由度高くシャウトしてたのも印象的でしたね。で、アンコールに「愛の讃歌」熱唱もありの65分。言うまでもなく最高。

そんなザ・たこさん、今年は地元大阪での秋の無限大記念日もかなり熱いものになりそうだし、東京にもたくさん来る心づもりのよう。いろいろ動きがありそうで、楽しみね。

IMG_20160313_235652_convert_20160904213221.jpg

IMG_20160314_192305_convert_20160904213257.jpg 

IMG_20160313_235506_convert_20160904213203.jpg 

スポンサーサイト
  1. 2016/09/04(日) 21:31:00|
  2. 未分類
  3. | トラックバック:0
  4. | コメント:0

『年末恒例!入場無料投げ銭ワンマン~ザ・タコサンアワー』@道頓堀川沿い


DSC_0387_convert_20160904210712.jpg

2015年12月27日(日)

道頓堀川沿いで、ザ・たこさんのフリーライブ『年末恒例!入場無料投げ銭ワンマン~ザ・タコサンアワー』。

2014年の年末ワンマンは観に行けなかったので、僕は2年ぶりに観ることとなった「入場無料投げ銭ワンマン~ザ・タコサンアワー」。例年はマツケンさんのお店、十三のクラブウォーターで開催されていたものだが、今年は初の試みとして、なんと道頓堀川沿いに場所を移しての野外公演。「今年は野外でやるんですよ」と渋谷クアトロの打ち上げの席でメンバーから聞いたときには、真冬に野外でワンマンとはまた無謀なことをと思ったものだが……果たしてその場所(相生橋と太左衛門橋の間あたりにある「近江屋ロージュ」さん前)に到着すると、特設ステージ前にはけっこうな数のひとたちが集まっていて、さらに川を挟んだ向こう岸にも大勢のひとが待っていたのだった。

14時半を少し過ぎたあたりでメンバー3人が位置について準備。最近のOPインスト「ネギ畑」でライブはスタートし、MCキチュウの煽りで一気に着火した。

セトリは以下の通り。

ネギ畑~ラブアタック~ロクシマ~首回転~テーマ~ナイスミドル~バラ色~ヤンタン~中之島~モ・ベタ~グッとくる~ヤンタン~お豆ポン~初期のRC~上沼~ヤンタン~コッチマーレー~ZZトップ~愛の讃歌~ヤンタン~ケンタッキー~G馬場~女風呂(マントショー)~監獄ロック。延長戦:ヤンタン~カッコイイから大丈夫~人生~テーマ。以上、生聞120分!

まずはとにかくロケーションがいい。道のゴール地点ではなく川沿いの通りの途中の一段高いところにステージが組まれているわけで、つまり普通にいろんな人たちが通っているところ。かっこよく言えばストリートって言うんですか。そういうところで何やらライブが行われているという、そのハプニング性みたいなものがザ・たこさんに合っているのだ。
たこ好きならご存じの通り、彼らはきちんと組まれた場所よりもむしろこういう場所でこそ力を発揮するバンドだし、とりわけヴォーカルの安藤さんはそういうほうが燃えるタイプ。それもあって、今回はいつものクラブウォーターではなく、このような場所でやることにしたのだろう。どんなひとが集まってくるのかわからないし、どんな天気になるのかもわからない。通りがかりの誰かが乱入することだってあるかもしれないし、苦情がくることだってあるかもしれない。何が起こるかわからないという、その面白さだ。

実際そういうなかでライブをすることを、メンバー4人は……とりわけ安藤さんは、とても楽しんでいるようだった。また、もっと寒くて震えながら観ることになるかもと覚悟していったのだが(ちゃんとカイロも用意していたんだが)、真ん中あたりの真ん前でずっとカラダ揺らしてノッて観てたからか、ライブ自体の熱気からか、思ってたほどには寒さも感じなかった(まあ、さすがに日が暮れてきたあたりからはだいぶ冷え込んできてたけど)。

セトリ的には、代表曲的なたこファンクあり、歌ものあり、さらには新曲もあり。つまり単なるベスト選曲ライブではなく、しっかりと「いま」のあり方を見せていたところが素晴らしかった。

首回転こと「Roll Your Neck」を開幕早々(テーマよりも前)にもってくる意外性。名曲「バラ色の世界」から「中之島公園、16時。」「モ・ベターライフ」「グッとくる」と歌ものを続けた前半戦の、これまたある意味意外性。そのように聴かせどころを序盤に作っておきながら、珍曲「お豆ポンポンポン」で脱力させて笑わせる持っていき方。憎いね、どーも。

因みに「お豆…ポンポンポーン」と安藤さんがおかしな声でおかしな動きをしていたまさにそのとき、川には「ぽんぽん船」と大きく描かれた船がスーっと現れるという奇跡的なそれもあったりで、さすが安藤さん、“もってる”なぁと。

その後、山口さんの歌う「“初期のRCサクセション”を聴きながら」でライブにアクセントつけたり、さらっと「KAMINUMA」もあったりしたが、そのあとの「コッチ・マーレー」から「見た目はZZトップ」に続いたところが僕的には最高にしびれた。この2曲のギターとリズムのかっこよさは本当にちょっとどうかしてるくらい。ザ・たこさんのロック的な意味での魅力がその2曲に凝縮されてた感じでね。この日のこれがハイライトじゃないかと、僕にはそう思えたものでした。

そして、「愛の讃歌」を安藤さんが熱く歌いあげたあとには、ゲストサックスでK-106の啓太郎が特別参加。「ケンタッキーの東」からG馬場こと「BLUE MOUNTAIN BLUES」へと展開させ、「突撃! となりの女風呂 (On A Blow)」でマントショー。安藤さんがステージから通りへとはけていくその度に脇で見てたおばあちゃんが何やら絡んだりしていて、そういうの、まさにこうした野外ライブのオモロイところ。ああいう場面があるだけでも、僕はなんともあたたかな気持ちになるのだ。

本編はそのマントショーで終わらず、ここで唐突に放たれたのがなんと「監獄ロック」(日本語Ver)。元はもちろんプレスリーだが、言うまでもなくザ・たこさん的にはブルースブラザーズのマナーにのっとったもので、いやぁ、これが最高だった。初めて聴いたが、これはこれからも長尺ライブの際にはやってほしいものだ。

その「監獄ロック」にも驚かされたが、アンコールではなんとオリジナル新曲も初披露。その題、「カッコイイから大丈夫」。一度聴いただけで耳に残ってつい歌ってしまう、そんなキャッチーさもいい感じの曲だ。

そしてアンコールは、これをやらずに(聴かずに)終われない「我が人生、最良の日」。からのテーマで締め。大団円で約2時間のフリーライブが終了した。

ザ・たこさんのメンバー4人も最高だったが、観客のノリもいつにも増して最高だった。また、MCキチュウは開幕時とマントショーでステージにあがった意外ずっと、ステージ前の細い道でちゃんと通行人がスムーズに通れるよう誘導したりしてもいた。つまり出演者のひとりでありながら、スタッフとしてもライブを支えていたわけだ。

その手作り感。楽屋としても機能させながらバンドに協力した近江屋ロージュさん含め、ひととひととの結びつきでできあがってる感。それこそ、これぞ大阪ファンクと言えるもので、僕はそこに立ちあえた幸せをまた強く実感したのだった。

人生ワンダフォー。おお、ビューティフォー。そして僕は京都へと。

DSC_0342_convert_20160904210303.jpg 

DSC_0355_convert_20160904212042.jpg 

 DSC_0359_convert_20160904210509.jpg

DSC_0362_convert_20160904210528.jpg

DSC_0377_convert_20160904210641.jpg

DSC_0369_convert_20160904210601.jpg

DSC_0402_convert_20160904210732.jpg

DSC_0410_convert_20160904210752.jpg

DSC_0412_convert_20160904210811.jpg

  1. 2016/09/04(日) 20:43:00|
  2. 未分類
  3. | トラックバック:0
  4. | コメント:0

「ザ・たこさんのアイアンクローシリーズ ~無限大記念日3 追撃戦~ 渋谷クラブクアトロ編」@渋谷クラブクアトロ

P1010952_convert_20160904202629.jpg 

2015年10月1日(木)

渋谷クラブクアトロで、ザ・たこさん。
「ザ・たこさんのアイアンクローシリーズ ~無限大記念日3 追撃戦~ 渋谷クラブクアトロ編」。

この日のザ・たこさんはセトリから何からいろいろ新鮮だった。

まず、オープニングのあと(テーマの前)にいきなり名曲「バラ色の世界」をもってくるし。滅多にやらない「うつぼ公園24歳、冬。」をやったりもしたし(前回のクアトロ以来か?!)。無限大記念日のときにさわりだけ披露してた「お豆ポンポンポン」がしっかり曲として仕上がってたし(しかもわかりやすい曲構成&口に出して言いたくなる擬音だらけの歌詞という、これぞザ・たこさんの真骨頂といった最高の出来映え!)。「KAMINUMA」が短縮版で、そこからの「突撃! となりの女風呂 (On A Blow)」はといえば笑福亭仁鶴の説法(「仁鶴ならお年寄りをいたわれ」に爆笑!)で始まったし。アンコール最後の「ケンタッキーの東」ではワンダフルボーイズ、井乃頭蓄音団の面々が加わり、遊びに来てたクドカンさんも飛び入りして、まるでPファンクみたいな混沌としたセッションになってたし。

…といった感じで、ずっと追いかけてる僕にとっても驚きと笑いだらけの生聞50分! 

山口さん、最後に「よいお年を!」言うとりましたが、まさに年末感溢れまくり。早くまた「お豆ポンポンポン」が聴きたいですw

P1010884_convert_20160904202148.jpg 

P1010886_convert_20160904202212.jpg

P1010897_convert_20160904202237.jpg

P1010911_convert_20160904202315.jpg

P1010914_convert_20160904202340.jpg

P1010924_convert_20160904202435.jpg

P1010925_convert_20160904202509.jpg

P1010930_convert_20160904202538.jpg

P1010944_convert_20160904202605.jpg

P1010963_convert_20160904202659.jpg

P1010983_convert_20160904202722.jpg

P1010994_convert_20160904202753.jpg


 
  1. 2016/09/04(日) 20:15:00|
  2. 未分類
  3. | トラックバック:0
  4. | コメント:0

「ザ・たこさんの無限大記念日3」@服部緑地野外音楽堂

P1010521_convert_20160904192017.jpg 

2015年9月5日(土)

服部緑地野外音楽堂で、「ザ・たこさんの無限大記念日3」。

今年で3回目。三田の野外ステージから服部緑地野音に場所を移して2回目となる「無限大記念日」だ。

雨の日が1週間続いたというのに、この日はピーカン。翌日はまた雨だったので、なんとも運がいい。主催者のオカウチポテトは過去10年の天気を調べあげた上でこの日に決めたのだと誇らしげに言っていた。気象予報士の資格をとったらいいんじゃないか。

早朝に家を出て新幹線で新大阪へ。そこから御堂筋線で「緑地公園」駅まで行き、出て5分のところに会場がある。中に入ると、いい塩梅の埋まり具合。満杯というわけではないが、もしここが満杯になったら居心地的に狭苦しさを感じることだろう。つまり「ちょうどよく、過ごしやすい」ひとの入りということだ。

今年は前売りが2222円で、当日券になると1万円という冒険的で博打的とも言える料金設定(それ、ある程度の動員数を事前に把握してドリンクなどの販売数に反映させるためだったそうな)だったが、実際、当日券を買って入った猛者も何人かいて(僕の友達もそのひとり!)、結局トータルで約700人の動員だったらしい。いやぁ、たいしたもんですよ、本当に。

11時45分に開演し、まずはいつものようにザ・たこさんのドラマー、マサ☆吉永の開会宣言。そしてオープニング・セレモニー。このフェスにおけるいきなりの見どころとなるレジェンド枠である。

一昨年が田中星児、昨年はミス花子のフェス初出演が実現したわけだが、今年は憂歌団・木村充揮の登場だ。これまでのように一体どんなことになるのやら…という心配(?)はない。木村さんなのだから悪くなるわけがない。その分ドキドキ感はなくなる……なんてことはなく、なんたってバックで演奏するのはオーサカ=モノレールなのだからこっちはワクワクする。そこで歌われるのはファンクなのかブルーズなのか……。

果たして、ここでしか観ることのできないその共演ライブに選ばれた曲は、マディ・ウォーターズの「フーチー・クーチー・マン」! ホーンの入ったゴージャスなブルーズを、木村さんはあの「天使のダミ声」で色っぽく歌ってみせたのだった。か、かかか、かっこいい…。なんなら録音ブツにしてほしいくらい。ザ・たこさんの安藤さんも途中でシャウトを挿み、ステージ横でもまた嬉しそうにその光景を観続けていたのだった。

例年ならレジェンドは1曲だけやってステージを去るのだが、今年は違う。モノレールの面々がステージをはけ、木村さんがひとり残って、弾き語りで歌い始めたのだ(実はこれ、本番直前になって本人から「2、3曲歌ってもええかな?」という提案があって実現したのだそうだ)。というわけで、名曲「胸が痛い」も「おそうじオバチャン」も聴けた。しかもチョー間近の真正面で。幸せだ。因みに僕の友人女性は初めて木村さんのライブにふれ、「ブルースの妖精みたいなひとですね」と言っていた。うん。わかる!

続いてはオーサカ=モノレール。すっかり無限大記念日のレギュラー・バンドである。この日も60年代のJBの魂と動きを取り込み、シャウトしてファンキーにダンスする中田さん。途中、FUNKYMIC(元・韻シスト)がゲスト出演して、中田さんとヴォイス・パーカッション対決をしたりなんかも。これもまた無限大記念日ならではのスペシャル感だ。

続いてはズクナシの3人がセッティング。ヴォーカルの衣美さんはギターに徹し、スペシャルなヴォーカリストをフィーチャーしてのステージだ。そのひとの名は、そう、大西ユカリ。この形、僕は2、3年前だかに吉祥寺・ソウルブックで観て以来だったが、歌い手の大西ユカリさんはもちろん、ズクナシのサポートっぷりもやはり実に素晴らしかった。

さらに途中でリーゼントのサックス・ロッカー、スティービー和田さんが加わったりも。「アパッチ野球群」のテーマ曲もよかったし、最後の「ラッキー・オールド・サン」も沁みました。あと、シュールなミッキー話ね。あれ、爆笑。

真夏みたいに暑くなってきた2時過ぎには、2年前に再結成したTHE 2・3'sが登場した。のりをさんはギターパンダとして初回の無限大記念日に出演しているが、今回はTHE 2・3'sとしてのバンド・ライブであり、気合いの入り方もまた違っていたようだった。こちらこそイエ~イ、とか繰り返しつつ、清志郎作の輝きが失われない名曲を連発。最後は「プライベート」「お弁当箱」と続いて、オレ、うっひょーい。

暑さは続き、入場時に配られたうちわでみんながパタパタやってるなか、続いてはハッチハッチェルオーケストラのオンステージ。暑いなかでビアガーデンだバーベキューだと歌われれば、確かにいまが夏真っ盛りの気がしてくる。調子っぱずれに祝福ありそなオモロ歌が続き、終盤ではザ・たこさんの安藤さんも混ざって1曲。ハッチハッチェルとザ・たこさんといえば、今年1月に新宿紅布でツーマンも観たものだが、その時同様今回もまたハッチと安藤でふたり馬場対決状態に。誇りを持ったくだらなさに、これでいいのだとビールがすすむ。

そしてトリはいよいよ我らがザ・たこさんだが、その前に。今回はセットチェンジの時間にも工夫が見られた。進行役は今回もあうんさん・すうじぃで、去年はセットチェンジの間ずっと彼がひとりで歌っていたものだったが、今回はひとりで歌うほかに、会場レポーター役を務めるキチュウくんとやりとりしたり、「刺客」という名のいろんなびっくりゲストが迎えられたりしたのだ。

息が合ってるようで合ってないすうじぃとキチュウくんのコントのようなやりとりも面白かったが、それにも増して「刺客」たちのキャラの濃厚さに口あんぐり。セックスレスについて弾き語り(?)したレディババこと春子さんはパンツも丸見え状態で、間違いなくこの日一番の強烈なインパクト。「OH!ギャル」のときのジュリーみたいなメイクと船長さん帽子で恋の唄をうたったフォーク歌手の「傷心の松」も超がつくほど個性的で、大阪ってすげぇの感を改めて持ちましたね。そうそう、ザ・たこさんのライブの前には、山川のりをさんもここに再登場して、すうじぃと一緒に歌ったりも。

さて、話を戻して、ステージにはトリのザ・たこさんが登場。演奏が始まり、まずは「たこ板」持ったキチュウが客を煽る。気合十分ではあったが、十分すぎてモニターに足をとられ、なんとステージで転倒も。何が起こるかわからない。それでも煽り続け、そしていよいよあの男…悲しき怪人・安藤を呼び込む。マスクを被った安藤さんは、今年は客席からの登場だ。

この日のセトリは以下の通り(安藤ツイートより)。

ネギ畑~ラブアタック~ロクシマ~稲妻~テーマ~愛の讃歌~ヤンタン~お豆ポン~首回転~女風呂(マントショー)~鯖PT2。延長戦:ヤンタン~上沼~初期のRC~人生~テーマ。以上、生聞き55分!

個人的にはまず「稲妻」こと「ジ・オールドマン・アップ・ザ・ロード」に燃えた。この曲、やはりフェス映えする。バラードでは「愛の讃歌」もまたフェスに映える1曲だ。初めて聴いて笑死しそうになったのが、(これは1曲と考えていいのかどうかわからんが)お豆ポンポンポン。えーと、言葉で説明するのもアレなんで、今度なんかのライブで観てみてくださいな。そして久々の「首回転」こと「ロール・ユア・ネック」がきて、女風呂からのマントショーで本編締め。

アンコールはわりとタップリめで、山口しんじの歌う「『初期のRCサクセション』を聴きながら」も聴けたのが嬉しかった。そしてもちろん「我が人生、最良の日」!   僕は一昨年の無限大でも去年の無限大でもこの曲が歌われた際に泣いてしまうほど感動したのだが、今年もやっぱりグッときた。いつだって気持ちが高まる曲だけど、無限大記念日で聴く「我が人生、最良の日」が一番グッとくるんじゃないかと、そう思う。

因みにアンコール時にも安藤さんはぐるっとまわって客席を通り、大勢のひとたちと乾杯しながらステージへ。あと、なんの曲だったか忘れたけど、キチュウくんに続いて安藤さんもまさかの転倒。ホント、何が起こるかわかりませんなぁ。

ライブが終わると、最後に主催者でもあるオカウチくんが挨拶。ビールが売れ残ってるので200円にするから買っていってほしいと言い、そして「最後はいいともで締めます」と一言。ん?  いいとも?  観客がぽかーんとしていると、「来年もまた来てくれるかな?」。で、理解したみんな、すかさず「いいともぉ~」。

楽しい時間は本当にあっという間だ。そんなこんなで第3回となる無限大記念日はまだ陽のあるうちに終演となった。なんと健全なフェス。終わってから夜が長いのもまぁ、ありがたい。

というわけで、改めて出演者、スタッフ、関わった全ての方々、本当にお疲れさまでした&ありがとう。手作りのフェスの素晴らしさとあったかさを今年も多いに実感できました。

無限大記念日、大阪らしさが色濃く現れた野外フェス。僕にとっては1年でもっとも大阪らしさを感じられる野外フェス。いろいろたいへんだとは思うけど、頑張ってどうか続けていってほしいもんです。

P1010365_convert_20160904193508.jpg 

P1010378_convert_20160904193434.jpg

P1010390_convert_20160904193540.jpg

P1010393_convert_20160904193615.jpg

P1010396_convert_20160904193654.jpg

P1010424_convert_20160904193723.jpg

P1010451_convert_20160904193812.jpg

P1010479_convert_20160904193845.jpg

P1010495_convert_20160904193943.jpg

P1010517_convert_20160904194023.jpg

P1010527_convert_20160904194049.jpg

P1010555_convert_20160904194122.jpg

P1010564_convert_20160904194152.jpg

P1010576_convert_20160904200217.jpg 

P1010589_convert_20160904194311.jpg

P1010596_convert_20160904194344.jpg

P1010605_convert_20160904194408.jpg

P1010629_convert_20160904194433.jpg

P1010632_convert_20160904194511.jpg

P1010667_convert_20160904194648.jpg

P1010670_convert_20160904194619.jpg


  1. 2016/09/04(日) 19:01:00|
  2. 未分類
  3. | トラックバック:0
  4. | コメント:0

「アーリー爆風リズム隊の軌跡」@新横浜 NEW SIDE BEACH!!

2015年7月21日(水)

新横浜 NEW SIDE BEACH!!で、ザ・たこさん、爆風銃、江川ほーじんファンキー末吉with小畑秀光アーリー爆風トリビュートバンド。
ライブ・タイトルは「アーリー爆風リズム隊の軌跡」。

因みに「NEW SIDE BEACH!!」というハコは横浜アリーナの1階にある。初めて行ったが、いい感じでした。

まずはザ・たこさん。久々の関東公演(もしかして1月の紅布以来?)だ。今週末にも新宿紅布でライブがあるが、フジロックと丸かぶりのためそっちには行けず、それもあって新横浜で観ることに。

セットリストは以下の通り。
ネギ畑~ラブアタック~ロクシマ~ナイスミドル~テーマ~ZZトップ~上沼~ヤンタン~愛の讃歌~ヤンタン~ケンタッキー~女風呂(マントショー)~鯖PT2、以上、生聞50分。

半年ぶりだったこともあり、インストの「ネギ畑」が始まった瞬間から僕の耳が、カラダが、喜んでいた。ああ、これだよ、これ。やっぱり定期的にこの音を聴かないと。とりわけ、「やっぱ、かっこいいなー」と改めてしびれたのが「見た目はZZトップ」。ヘヴィめのリフが炸裂するこの曲をこの日選んだのは、爆風銃を意識してのところも恐らくあったんじゃないか。と思えたのは、山口さんがやけに気合い入って弾いてたように見えたからというのもある。「愛の讃歌」も久しぶり。そして「女風呂」からのマントショーでは、突如ファンキー末吉さんが安藤さんを引き取るあの役で登場したりも。

続いては爆風銃(バップガン)。1980年代初頭に活動してた伝説のファンクバンドであり、ここのリズム隊のファンキー末吉と江川ほーじんが、当時スーパースランプというバンドで活動していたパッパラー川合とサンプラザ中野のふたりと合体して爆風スランプが結成されたのだった。
なので爆風銃は1983年には解散してしまったバンドなのだが、それがまさかの再結成(といっても今回が初ではなく、たまに集まってやってたようだが)。僕にとっては人生初の爆風銃体験となった。

現メンバーはファンキー末吉、江川ほーじん、ドゥーワップかんじ(斎藤寬志)、それにオリジナル・メンバーでのちにPINKを結成するホッピー神山、スティーブエトウもいて、ヴォーカルは当時バンドのスタッフだったマーシー。名前を見ればわかる通り、とにかく演奏者全員がとんでもなくうまい。故に音が厚い。
そうか、これが爆風銃か。なるほど、すごいわ。っていうのとあと、初体感の印象としては、ホッピーさんのシンセの音もあって思ってたよりも80年代っぽいんだなと。ゴリゴリのファンク攻めではなく、ディスコっぽさもけっこう入れたエブリバディ・ダンシンなノリ。ダフパンやらファレルやらのアレもあるので、一周まわっていまの時代にチューニングが合ったとも言える。だからかどうかは知らないが、なんと秋にはレコーディングもするそうだ。

そして現・爆風銃のステージが終わると、リズム隊だけが残り、そこにギター&ヴォーカルの小畑秀光が加わったトリオの形で「江川ほーじんファンキー末吉with小畑秀光アーリー爆風トリビュートバンド」。
爆風スランプの初期曲や未録音・未発表曲を3人でやるというものだが、これがまたとんでもなく凄かった! スティーヴィー・レイ・ヴォーンのカッコでヒゲもはやした小畑秀光のギターの炸裂ぶりも凄まじかったが、それにも増してほーじんさんとファンキーさん。1曲終わって次の曲に行く間の休みはまったくなく、次から次へとハイテンションの曲を連続演奏し、その様はまさに怒涛。

僕は爆風スランプにはそんなにハマらなかったほうで、アルバムも1stの『よい』ぐらいしか熱心には聴いてなかったんだが、そこにも入ってた「狂い咲きピエロ」(←めちゃめちゃ好きだった。ので、これは嬉しかったな)や「たいやきやいた」のほか、「東の空にブタがいた」「ほらアホになる」といったライブでお馴染みの代表曲などは聴き馴染んでいて、それらの曲ではどうしようもなく熱くなった。わけても「ほらアホになる」には圧倒され、巻き込まれました。ありゃあとんでもない。

で、あとで思ったのは、当時の爆風ってこんなに凄いことをやっていたのか、と。こんなにファンクでこんなにハードロックでこんなに厚みのある音を鳴らしていたのかと。中野くんもいまやああだけけど、このド迫力のリズム隊をバックに歌えていたってことは、やはりとんでもないヴォーカリストだったんだな、と。いまになって改めて気づいた次第。

そしてアンコールでは再び爆風銃の全員とザ・たこさんの安藤さん&山口さんも加わり、「ありがとうEverybody」を。

爆風銃~アーリー爆風。当時からすごいすごいと言われていたが、初めて体感してやっとわかった本当の凄さ。体力・精神力・技術と全て揃ったあんな凄まじいリズム隊、日本にほかにあるかね?! 80年代初頭にあんなことやってたなんて本当に吃驚だ。
いやホント、近頃のなんちゃってファンクバンドとはレベルも重さも違いすぎる。圧倒されました。観に行ってよかった。

IMG_20150722_134240_convert_20150908000411.jpg

IMG_20150722_134412_convert_20150908000328.jpg

IMG_20150722_134553_convert_20150908000231.jpg

IMG_20150722_135015_convert_20150908000258.jpg

IMG_20150722_134056_convert_20150908000353.jpg

  1. 2015/09/07(月) 23:53:25|
  2. 未分類
  3. | トラックバック:0
  4. | コメント:0

プロフィール

内本順一

Author:内本順一
ザ・たこさん私設応援団東京下北沢支部。

内本です。音楽ライター、やってます。
ブログ「怒るくらいなら泣いてやる」も読んでね~。http://ameblo.jp/junjunpa/

最新記事

最新コメント

最新トラックバック

月別アーカイブ

カテゴリ

未分類 (5)
たこさんとぼく (4)
たこさんのことば (2)
たこさんにゅーす (25)
たこさんのらいぶれぽ (42)
たこさんとあれこれ (1)

検索フォーム

RSSリンクの表示

リンク

このブログをリンクに追加する

ブロとも申請フォーム

この人とブロともになる

QRコード

QRコード

上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。